長尺金属板葺の下葺と折曲げ・小はぜ掛け
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年10月17日(日)実施) 問題5 設問3の問題です。論点は「屋根・とい」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,aからeの下線部のうち最も不適当な語句又は数値の下線部下の記号とそれに替わる適当な語句又は数値との組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
(下線部はa「…」のように,記号を付けて示す。)
3. 長尺金属板葺の下葺のアスファルトルーフィングは軒先とa「平行」に敷き込み,軒先から順次棟へ向かって張り,隣接するルーフィングとの重ね幅は,流れ方向(上下)はb「100」mm以上,長手方向(左右)はc「150」mm以上重ね合わせる。
金属板を折曲げ加工する場合,塗装又はめっき及び地肌に亀裂が生じないよう切れ目をd「入れないで」折り曲げる。金属板を小はぜ掛けとする場合は,はぜの折返し寸法と角度に注意し,小はぜ内に3〜6mm程度の隙間を設けて毛細管現象によるe「雨水」の浸入を防ぐようにする。
解答欄
正解
正解:(3) c - 200
解き方
- 長尺金属板葺の下葺は,野地面上に軒先と平行に敷き込み,軒先から上へ向かって張り,上下(流れ方向)は100mm以上,左右(長手方向)は200mm以上重ね合わせる(標仕 13.2.3(4)(ア)(a))。
- 金属板の折曲げは塗装やめっき,地肌に亀裂が生じないよう切れ目を入れずに行い,小はぜ掛けは小はぜ内に3〜6mm程度の隙間を設けて毛細管現象による雨水の浸入を防ぐ。よって不適当なのはcの「150」で,正しくは「200」である。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。下葺は軒先と平行に敷き込み,軒先から棟へ向かって張るので,aは適当である。
- (2)誤り。流れ方向(上下)の重ね幅は100mm以上であり,bは適当である。
- (3)正しい組合せ。長手方向(左右)の重ね幅は200mm以上である。
- (4)誤り。切れ目を入れると亀裂や漏水の原因になるので,切れ目を入れないで折り曲げる。dは適当である。
- (5)誤り。小はぜ内の隙間は毛細管現象による雨水の浸入を防ぐためのもので,eは適当である。
引っかけ:流れ方向100mm・長手方向200mm。長手方向のほうが大きい。
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論点ページ:屋根・といの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年10月17日(日)実施) 問題5 設問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する