塩化ビニル樹脂系シート防水の接合
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題5 設問1の問題です。論点は「防水・シーリング」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
塩化ビニル樹脂系シート防水の接着工法において,シート相互の接合部は,原則として水上側のシートが水下側のシートの上になるよう張り重ねる。
また,シート相互の接合幅は,幅方向,長手方向とも,最小値[a]mmとし,シート相互の接合方法は,[b]と[c]を併用して接合する。
解答欄
正解
正解:(4) a 40 ― b 溶着剤又は熱風 ― c 液状シール材
解き方
- 標仕 9.4.4(6)(エ)(b):塩化ビニル樹脂系ルーフィングシート(種別S-F2など)の重ね幅は,幅方向,長手方向とも40mm以上とし,接合部は熱風融着又は溶剤溶着により接合し,その端部を液状シール材でシールする。
- 加硫ゴム系(種別S-F1など)は重ね幅100mm以上(同(a))で,一般に接着剤とテープ状シール材を併用して接合する。よってa 40,b 溶着剤又は熱風,c 液状シール材の肢4が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。a 40は正しいが,塩化ビニル樹脂系は接着剤ではなく溶着剤又は熱風で接合する。
- (2)適当でない。100mm・接着剤・テープ状シール材は加硫ゴム系シートの接合である。
- (3)適当でない。塩化ビニル樹脂系の接合幅は40mm以上で,端部は液状シール材でシールする。
- (4)適当。接合幅40mm以上,溶着剤又は熱風で接合し,液状シール材を併用する(標仕 9.4.4)。
- (5)適当でない。b・cは正しいが,塩化ビニル樹脂系の接合幅は40mm以上である。
引っかけ:加硫ゴム系「100mm・接着剤・テープ状シール材」と塩化ビニル樹脂系「40mm・溶着(熱風)・液状シール材」を対で覚える。
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論点ページ:防水・シーリングの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題5 設問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する