外壁タイル後張りの引張接着強度検査
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題5 設問2の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
セメントモルタルによる外壁タイル後張り工法の引張接着強度検査は,施工後2週間以上経過した時点で,油圧式接着力試験機を用いて,引張接着強度と[a]状況に基づき合否を判定する。
また,下地がモルタル塗りの場合の試験体は,タイルの目地部分を[b]面まで切断して周囲と絶縁したものとし,試験体の数は100m²以下ごとに1個以上とし,かつ,全面積で[c]個以上とする。
解答欄
正解
正解:(3) a 破壊 ― b コンクリート ― c 3
解き方
- 標仕 11.1.7(3):引張接着試験は油圧式接着力試験機による引張接着強度の測定により行い,試験体は目地部分をコンクリート面まで切断して周囲と絶縁したものとし,個数は100m²ごと及びその端数につき1個以上,かつ,全体で3個以上とする。判定は表11.1.2の引張接着強度及び破壊状況による(セメントモルタル張りは0.4N/mm²以上,かつ,コンクリート下地の接着界面における破壊率が50%以下)。
- 下地がモルタル塗りでも,下地モルタルとコンクリートの界面の接着も確かめるため,コンクリート面まで切断する。よってa 破壊,b コンクリート,c 3の肢3が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。試験体は下地モルタル面ではなくコンクリート面まで切断し,全体で3個以上とする。
- (2)適当でない。a・bは正しいが,試験体の数は全面積で3個以上である。
- (3)適当。破壊状況で判定し,コンクリート面まで切断,全体で3個以上とする(標仕 11.1.7)。
- (4)適当でない。打音は打診による確認の方法で,引張接着試験の判定は引張接着強度と破壊状況による。
- (5)適当でない。判定は破壊状況により,切断はコンクリート面まで行う。
引っかけ:「打音」は全面の打診による確認(標仕 11.1.7(2))で,引張接着試験とは別の検査である。
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論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題5 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する