ガス圧接部の外観検査で不合格となった圧接部の処置
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問5の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,記述ごとの①から③の下線部の語句又は数値のうち最も不適当な箇所番号を1つあげ,適当な語句又は数値を記入しなさい。
(下線部は①「…」のように,記号を付けて示す。)
5. 鉄筋のガス圧接継手の継手部の外観検査において,不合格となった圧接部の処置は次による。
圧接部のふくらみの直径や長さが規定値に満たない場合は,再加熱し,①「徐冷」して所定のふくらみに修正する。
圧接部の折曲がりの角度が②「2」度以上の場合は,再加熱して修正する。
圧接部における鉄筋中心軸の③「偏心量」が規定値を超えた場合は,圧接部を切り取って再圧接する。
解答欄
正解
| 最も不適当な箇所番号 | ① |
|---|---|
| 適当な語句又は数値 | 加圧(圧力を加え・圧力を加えて も正解) |
解き方
- ふくらみの直径(鉄筋径の1.4倍以上)や長さ(1.1倍以上)が不足する場合は,再加熱し,加圧して所定のふくらみに修正する(標仕5.4.11(1)(ア))。ふくらみは圧力を加えて作るものなので,①の徐冷は誤りで,加圧が適当である。
- 折れ曲がりは2°以下を合格とし(標仕5.4.4(オ)),これを超える場合は再加熱して修正する(標仕5.4.11(1)(エ))。②は適当である。
- 鉄筋中心軸の偏心量(鉄筋径の1/5以下)が規定値を超えた場合は,再加熱では直せないので,圧接部を切り取って再圧接する(標仕5.4.11(1)(ウ))。③は適当である。
引っかけ:再加熱で直せるのは「ふくらみ不足(再加熱・加圧)」と「折れ曲がり(再加熱)」だけで,偏心・圧接面のずれ・片ふくらみ・焼割れなどは切り取って再圧接する。
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論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する