スタッド溶接後の仕上がり高さ・傾きの検査
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問8の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,記述ごとの①から③の下線部の語句又は数値のうち最も不適当な箇所番号を1つあげ,適当な語句又は数値を記入しなさい。
(下線部は①「…」のように,記号を付けて示す。)
8. 鉄骨工事におけるスタッド溶接後の仕上がり高さ及び傾きの検査は,①「100」本又は主要部材1本若しくは1台に溶接した本数のいずれか少ないほうを1ロットとし,1ロットにつき②「1」本行う。
検査する②「1」本をサンプリングする場合,1ロットの中から全体より長いかあるいは短そうなもの,又は傾きの大きそうなものを選択する。
なお,スタッドが傾いている場合の仕上がり高さは,軸の中心でその軸長を測定する。
検査の合否の判定は限界許容差により,スタッド溶接後の仕上がり高さは指定された寸法の±2mm以内,かつ,スタッド溶接後の傾きは③「15」度以内を適合とし,検査したスタッドが適合の場合は,そのロットを合格とする。
解答欄
正解
| 最も不適当な箇所番号 | ③ |
|---|---|
| 適当な語句又は数値 | 5(5度・5° も正解) |
解き方
- スタッドの仕上がり高さ及び傾きの検査は抜取りとし,100本又は主要部材1本若しくは1台に溶接した本数のいずれか少ないほうを1ロットとして,1ロットにつき1本を行う(①②は適当)。標仕7.7.6(1)(ア)(c)も,100本及びその端数をロットとし1ロットにつき1本以上を抜き取るとしている。
- サンプリングは,ロットの中から長そう・短そうなもの,傾きの大きそうなものを選ぶ。傾いたスタッドの仕上がり高さは軸の中心で軸長を測る。
- 仕上がり高さは指定寸法の±2mm以内,傾きは5°以内を合格とする(標仕7.7.3(1)(2))。したがって③の15度は誤りで,5が適当である。検査したスタッドが不合格の場合は,同じロットからさらに2本を検査し,2本とも合格ならロットを合格とし,それ以外はロットの全数を検査する(標仕7.7.6(1)(ア)(c)⑤)。
引っかけ:傾きの許容値「5°」と,打撃曲げ試験の曲げ角度「15°」を取り違えない。
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論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する