平成30年度 問題3 設問3論点:地業・杭重要度 B未着手

オールケーシング工法の掘削(ケーシングチューブ・ハンマーグラブ)

これは1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問3の問題です。論点は「地業・杭」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の1.から8.の各記述において,記述ごとの①から③の下線部の語句又は数値のうち最も不適当な箇所番号を1つあげ,適当な語句又は数値を記入しなさい。

(下線部は①「…」のように,記号を付けて示す。)

3. 場所打ちコンクリート杭地業のオールケーシング工法における掘削は,①「表層ケーシング」を揺動又は回転圧入し,土砂の崩壊を防ぎながら,②「ハンマーグラブ」により掘削する。

常水面以下に細かい③「砂」層が5m以上ある場合は,①「表層ケーシング」の外面を伝って下方に流れる水の浸透流や揺動による振動によって,周囲の③「砂」が締め固められ①「表層ケーシング」が動かなくなることがあるので注意する。

支持層の確認は,②「ハンマーグラブ」でつかみ上げた土砂を土質柱状図及び土質資料と対比して行う。

解答欄

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

最も不適当な箇所番号①
適当な語句又は数値ケーシングチューブ(ケーシング・ケーシングパイプ も正解)

解き方

  1. オールケーシング工法は,杭の全長にわたってケーシングチューブを揺動(又は回転)させながら圧入し,孔壁の崩壊を防ぎつつ,ケーシングチューブ内の土砂をハンマーグラブでつかみ上げて掘削する工法である。したがって①の表層ケーシングは誤りで,ケーシングチューブが適当である。
  2. 表層ケーシングは,アースドリル工法やリバース工法で孔口付近の崩壊を防ぐために地表部だけに建て込む短いケーシングである。
  3. 常水面下に細かい砂層が厚く(5m以上)あると,ケーシングチューブの外面を伝う浸透流や揺動の振動で周囲の砂が締め固まり,ケーシングチューブが動かなくなる(引き抜けなくなる)ことがある(③は適当)。支持層の確認は,ハンマーグラブでつかみ上げた土砂を土質柱状図・土質資料と対比して行う(②は適当)。
引っかけ:アースドリル工法・リバース工法で使う「表層ケーシング」と,オールケーシング工法で全長に用いる「ケーシングチューブ」を区別する。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する