平成30年度 問題3 設問2論点:地盤調査・土工事重要度 B未着手

根切り底の地下水による現象(クイックサンド・ボイリング・盤ぶくれ)

これは1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問2の問題です。論点は「地盤調査・土工事」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の1.から8.の各記述において,記述ごとの①から③の下線部の語句又は数値のうち最も不適当な箇所番号を1つあげ,適当な語句又は数値を記入しなさい。

(下線部は①「…」のように,記号を付けて示す。)

2. 根切り工事において,掘削底面付近の砂質地盤に上向きの浸透流が生じ,この水の浸透力が砂の水中での有効重量より大きくなり,砂粒子が水中で浮遊する状態を①「クイックサンド」という。

①「クイックサンド」が発生し,沸騰したような状態でその付近の地盤が崩壊する現象を②「ボイリング」という。

また,掘削底面やその直下に難透水層があり,その下にある被圧地下水により掘削底面が持ち上がる現象を③「ヒービング」という。

解答欄

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

最も不適当な箇所番号③
適当な語句又は数値盤ぶくれ(盤膨れ・盤ぶくれ現象 も正解)

解き方

  1. 上向きの浸透流による浸透力が砂の水中での有効重量を上回り,砂粒子が浮遊する状態がクイックサンド(①は適当),それが進んで沸騰したように地盤が崩壊する現象がボイリング(②は適当)である。
  2. 掘削底面の直下の難透水層が,その下の被圧地下水の水圧で持ち上げられる現象は盤ぶくれである。したがって③は誤りで,盤ぶくれが適当である。
  3. ヒービングは,軟弱な粘性土地盤を掘削したとき,山留め背面の土の重量で根切り底面の土がすべり,背面の土が回り込んで底面が膨れ上がる現象で,地下水の水圧による現象ではない。
引っかけ:「持ち上がる」という言葉からヒービングを選びがちだが,被圧地下水の水圧で難透水層が持ち上がるのは盤ぶくれ,粘性土が土の重量ですべって膨れ上がるのがヒービングである。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題3 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する