令和6年度 問題5 設問2論点:地盤調査・土工事重要度 B未着手

根切り底のクイックサンド・ボイリング・盤ぶくれ

これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題5 設問2の問題です。論点は「地盤調査・土工事」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

次の1.から8.の各記述において,[  ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。

2. 根切り工事において,掘削底面付近の砂質地盤に上向きの浸透流が生じ,この水の浸透力が砂の水中での有効重量より大きくなり,砂粒子が水中で浮遊する状態を[a]という。

[a]が発生し,沸騰したような状態でその付近の地盤が破壊する現象を[b]という。

また,掘削底面やその直下に難透水層があり,その下にある被圧地下水により掘削底面が持ち上がる現象を[c]という。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(5) a クイックサンド ― b ボイリング ― c 盤ぶくれ

解き方

  1. 上向きの浸透流による浸透力が砂の水中での有効重量より大きくなり,砂粒子が水中で浮遊する状態をクイックサンドという。クイックサンドが発生し,沸騰したような状態で地盤が破壊する現象がボイリングである。
  2. 掘削底面やその直下の難透水層が,その下の被圧地下水の揚圧力で持ち上がる現象は盤ぶくれである。ヒービングは軟弱な粘性土で山留め背面の土の重量により掘削底面が膨れ上がる現象,パイピングは浸透流で土粒子が流出して水みちができる現象である。よって(5)が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。aはクイックサンド,bはボイリング,cは盤ぶくれである。
  2. (2)適当でない。被圧地下水による掘削底面の持上りはヒービングではなく盤ぶくれである。
  3. (3)適当でない。bはボイリング,cは盤ぶくれである。
  4. (4)適当でない。aは地盤沈下ではなくクイックサンドである。
  5. (5)適当。クイックサンド→ボイリング,被圧地下水による持上りは盤ぶくれである。
引っかけ:ヒービングは「粘性土・山留め背面の土の重量」,盤ぶくれは「難透水層と被圧地下水」で区別する。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題5 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する