免震構造の建築物
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.9の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
免震構造の建築物に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 免震構造の建築物は,免震構造としない場合に比べ,固有周期が短くなる。
解き方
- 免震構造は,積層ゴムなどの免震部材で建築物の水平剛性を小さくし,固有周期を長くして,地震動の卓越周期から外すことで応答加速度を低減する構造である。
- したがって,免震構造としない場合に比べて固有周期は長くなる。
- よって(1)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。免震構造は固有周期を長くする(長周期化する)構造である。
- (2)適当。上部構造の重心と免震層の剛心を一致させると偏心が小さくなり,ねじれ応答を低減できる。
- (3)適当。免震構造の基本要素は,鉛直荷重の支持機構,水平方向の復元力機構,エネルギー吸収(減衰)機構の3つである。
- (4)適当。免震層は地震時に大きく水平変形するので,建築物の周囲にクリアランス(敷地の余裕)が必要である。
引っかけ:免震は長周期化と減衰付加で揺れを小さくする。変位は大きくなるので周囲の余裕が要る。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する