令和8年度 No.11論点:構造力学重要度 A配点 1点未着手

中空断面の断面二次モーメント

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.11の問題です。論点は「構造力学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す中空断面のX-X軸に対する断面二次モーメントの値として,正しいものはどれか。

長方形の中空断面。外形は幅5a(a+3a+a),高さ6a(a+4a+a)。中央に幅3a,高さ4aの長方形の空洞があり,周囲の肉厚は上下左右ともa。X-X軸は断面の高さ方向の中央を通る水平な図心軸。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 74a⁴

解き方

  1. 長方形断面の図心軸に対する断面二次モーメントはI = bh³/12である。中空断面は,外側の長方形から内側の空洞の長方形を差し引いて求める(図心軸が共通のため)。
  2. 外側:b = 5a,h = 6a より,5a × (6a)³ / 12 = 1,080a⁴ / 12 = 90a⁴。内側:b = 3a,h = 4a より,3a × (4a)³ / 12 = 192a⁴ / 12 = 16a⁴。
  3. I = 90a⁴ - 16a⁴ = 74a⁴となり,(3)が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. (1)誤り。断面二次モーメントの単位は長さの4乗であり,a³にはならない。
  2. (2)誤り。単位がa³で誤りである。
  3. (3)正しい。I = (5a × 216a³ - 3a × 64a³) / 12 = 74a⁴である。
  4. (4)誤り。106a⁴は外側と内側を足した値(90a⁴ + 16a⁴)であり,空洞分は差し引く。
引っかけ:断面二次モーメントは長さ⁴,断面係数は長さ³。単位で2つの選択肢を消せる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する