鉄骨構造(柱脚・梁のたわみ・細長比)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.3の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 梁のたわみは,部材断面と荷重条件が同一の場合,材質がSN400AよりSN490Bのほうが小さい。
解き方
- 梁のたわみは,荷重条件・スパン・断面二次モーメントが同じであれば,材料のヤング係数Eに反比例する。
- 鋼材のヤング係数は強度にかかわらずほぼ一定(約2.05 × 10⁵N/mm²)なので,SN400AとSN490Bでたわみは同じである。強度の高い鋼材を使っても,たわみは小さくならない。
- よって(2)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。柱脚の回転拘束(固定度)は,露出柱脚<根巻き柱脚<埋込み柱脚の順に高くなる。
- (2)適当でない。ヤング係数は鋼種によらずほぼ同じなので,部材断面と荷重条件が同一ならたわみは等しい。
- (3)適当。埋込み柱脚の埋込み深さは,柱の断面せい(径)の2倍以上とする。
- (4)適当。建築基準法施行令第65条により,鋼材の圧縮材の有効細長比は,柱は200以下,柱以外は250以下とする。
引っかけ:強度(降伏点)が上がっても剛性(ヤング係数)は変わらない。たわみ・座屈の検討では鋼種の違いが効かない点が問われる。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する