鉄骨構造(応力集中・幅厚比・ダイアフラム・スカラップ)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.3の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) H形鋼は,フランジやウェブの幅厚比が大きくなると局部座屈を生じにくい。
解き方
- (2)が不適当である。幅厚比(板要素の幅/厚さ)が大きいほど板は薄く,圧縮を受けたときに局部座屈を生じやすい。
- このため,鋼構造の設計では部材種別に応じて幅厚比の上限が定められている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。摩擦接合は摩擦面で力を伝えるので,ボルト孔周辺の応力集中は支圧で伝える普通ボルト接合より小さい。
- (2)不適当。幅厚比が大きくなると局部座屈を生じやすくなる。
- (3)適当。内ダイアフラムは,せいの異なる梁が取り付く場合などに鋼管内部に設けられる。
- (4)適当。スカラップは溶接線の交差による割れ等の溶接欠陥や材質劣化を避けるために設けられる。
引っかけ:幅厚比は「大きい=薄い=座屈しやすい」。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する