令和7年度 No.2論点:環境工学重要度 A配点 1点未着手

点光源による水平面照度(余弦則)

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.2の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

照明に関する次の文章中,[  ]に当てはまる数値として,最も適当なものはどれか。

ただし,点光源の配光特性は一様なものとし,床面,天井面,壁面等からの反射は考慮しないものとする。

「照明による受照面の明るさを表す照度は,点光源の光度に比例し,その光源からの距離の2乗に反比例する。図に示すような点光源の直下ではない床面上の点Pの水平面照度Ehは,照度の余弦則を用いて計算することができ,点光源の点Pに対する入射角θを60°とした場合,その値は[  ]lxとなる。」

天井面に光度1,800cdの点光源があり,その直下の床面までの高さはH = 3.0m。床面上の点Pは点光源の直下から離れた位置にあり,点光源と点Pを結ぶ破線が鉛直線となす角がθ。点Pには下向きの矢印で水平面照度Ehが示されている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 25

解き方

  1. 点光源から点Pまでの距離は r = H / cosθ = 3.0 / cos60° = 3.0 / 0.5 = 6.0m である。
  2. 点Pの水平面照度は余弦則により Eh = (I / r²) × cosθ = (1,800 / 6.0²) × 0.5 = 50 × 0.5 = 25lx となる。
  3. よって(1)の25が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。Eh = 1,800 / 36 × cos60° = 25lxである。
  2. (2)不適当。50lxは法線照度(I / r²)であり,入射角による余弦をかけていない。
  3. (3)不適当。150lxは距離の2乗ではなく距離で割った値(1,800 × 0.5 / 6)に相当し,誤りである。
  4. (4)不適当。260lxは余弦の代わりにsin60°を用い,距離で割った値(1,800 × 0.866 / 6)に相当し,誤りである。
引っかけ:距離rは高さHではなくH / cosθ。水平面照度は Eh = I cos³θ / H² とも書ける(1,800 × 0.125 / 9 = 25)。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する