山形ラーメンの支点反力(斜材の等分布荷重)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.11の問題です。論点は「構造力学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す山形ラーメン架構のCD間に等分布荷重wが作用したとき,支点Aに生じる鉛直反力VA及び水平反力HAと,支点Bに生じる鉛直反力VB及び水平反力HBの値として,正しいものはどれか。
ただし,反力は右向き及び上向きを「+」,左向き及び下向きを「-」とする。

解答欄
正解
正解:(3) VA = +1kN
解き方
- 斜材CDの長さは √(4² + 3²) = 5m,荷重の合力は 2 × 5 = 10kN で,部材に直交する右下向きにCDの中点(Aから水平2m,高さ5.5m)に作用する。CDの傾きが3/4なので,合力の水平成分は右向き 10 × 3/5 = 6kN,鉛直成分は下向き 10 × 4/5 = 8kN である。
- 支点Aはローラーなので HA = 0 であり,水平方向のつり合いから HB = −6kN(左向き)となる。
- 支点B回りのモーメントのつり合い(反時計回りを正)は,VA × 7 − 8 × 5 + 6 × 5.5 = 0 より 7VA − 40 + 33 = 0,VA = +1kN となる。鉛直方向のつり合いから VB = 8 − 1 = +7kN である。
- よって(3)の VA = +1kN が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。支点Aはローラー支点なので HA = 0 である。
- (2)誤り。HB = −6kN である。
- (3)正しい。VA = +1kNである。
- (4)誤り。VB = +7kNである。8kNは荷重の鉛直成分の合計である。
引っかけ:部材に直交する等分布荷重は,合力を水平・鉛直に分解してから,作用点(部材の中点)の座標でモーメントを取る。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する