開口部の位置と自然換気の効率
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.7の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次に示す断面形状の室において,風が矢印の向きで左から右に一様に吹いている場合,自然換気による換気効率が最も良いものはどれか。
ただし,室温は外気温より高く,開口部の形状寸法はすべて同じものとする。

解答欄
正解
正解:(3) (3) の図
解き方
- 室温が外気温より高いので,温度差換気では暖かい空気が上部の開口から流出し,下部の開口から外気が流入する。
- 風力換気では風上側の開口から流入し,風下側の開口から流出する。(3)は風上側の下部から流入し,風下側の上部から流出するので,風力と温度差による流れの向きが一致する。
- さらに流入口と流出口が室の対角に位置するので,室内全体を空気が通り抜け,換気効率が最も良い。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。開口がともに下部にあり,高低差がないので温度差換気が働かず,上部の空気が滞留しやすい。
- (2)不適当。開口がともに上部にあり,温度差換気が働かず,居住域(下部)の換気が不十分になる。
- (3)適当。風上下部から流入し風下上部から流出するので,風力と温度差の効果が一致し,室全体が換気される。
- (4)不適当。風下側に開口がなく,空気の通り道が確保できない。
引っかけ:温度差換気は「下から入って上から出る」。風上下部・風下上部が最も有利。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する