木質構造(枠組壁工法・燃えしろ設計・CLT)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.9の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
木質構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 燃えしろ設計は,木質材料の断面から所定の燃えしろ寸法を除いた断面に,長期荷重により生じる応力度が,長期の許容応力度を超えないことを検証し,安全性を担保するものである。
解き方
- (2)が不適当である。燃えしろ設計は,木材が燃えても表面に炭化層ができて内部は燃え進みにくい性質を利用し,所定の燃えしろ寸法を除いた残存断面で安全性を確かめる方法である。
- 検証では,残存断面に長期荷重によって生じる応力度が,短期の許容応力度を超えないことを確かめる(昭和62年建設省告示第1902号など)。火災は一時的な事象なので短期の許容応力度と比べる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。枠組壁工法の壁は,水平力と鉛直力を同時に負担する。
- (2)不適当。長期荷重による応力度を短期の許容応力度と比べて検証する。
- (3)適当。直交集成板は直交層を含むので,強軸方向でも製材や集成材の繊維方向の値より弾性係数・基準強度が小さい。
- (4)適当。風圧力に対する必要壁量は見付面積に比例するので,見付面積が異なれば方向ごとに異なる値となる。
引っかけ:燃えしろ設計は「長期荷重×短期許容応力度」の組合せ。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する