市街地工事の公衆災害防止対策
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.50の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
市街地の建築工事における公衆災害防止対策に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 防護棚は,外部足場の外側からのはね出し長さを水平距離で2mとし,水平面となす角度を15°とした。
解き方
- 建設工事公衆災害防止対策要綱(建築工事等編)では,防護棚(朝顔)のはね出しは足場の外側から水平距離で2m以上,水平面となす角度は20°以上とする。15°は不足するので(2)が不適当である。
- 建築基準法施行令第136条の5第1項により,工事現場の境界線から水平距離5m以内で,地盤面から高さ3m以上の場所からごみ等を投下するときは,ダストシュートを用いるなど飛散防止の措置を講じる。
- 歩道に仮囲いを設けるときは,歩行者が安全に通行できる幅(原則1.5m以上)を残す。幅員3.6mの歩道で占用幅を1mとすれば2.6mが残る。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。境界線から5m以内・高さ3m以上の場所からの投下であり,ダストシュートで飛散を防止する(建築基準法施行令第136条の5)。
- (2)適当でない。防護棚の水平面となす角度は20°以上とする。はね出し2mは適当だが15°は不足である。
- (3)適当。道路に傾斜がある場合は仮囲いの下端に隙間が生じるので,土台コンクリート等で塞いで土砂や物の飛散・流出を防ぐ。
- (4)適当。占用幅1mとすれば歩道幅員2.6mが残り,歩行者の通行幅を十分に確保できる。
引っかけ:防護棚は「はね出し2m以上・角度20°以上」。ダストシュートは「境界から5m以内・高さ3m以上」。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.50。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する