建築に用いる金属材料の性質
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.12の問題です。論点は「構造材料」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築に用いられる金属材料に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 鉛は,X線遮断効果が大きく,酸その他の薬液に対する抵抗性や耐アルカリ性にも優れている。
解き方
- 鉛はX線の遮断効果が大きく、酸に対する抵抗性も大きいが、アルカリには侵されやすい。
- そのため、鉛をコンクリートやモルタルに接して使うときは防食の処置が必要になる。「耐アルカリ性にも優れている」とした(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ステンレス鋼はクロムやニッケルを含み、炭素量が少ないほど耐食性が良い。
- (2)適当。銅は熱・電気の伝導率が高く、表面に生じる緑青が保護膜となって耐食性が増す。
- (3)適当でない。鉛は耐酸性はあるが、アルカリに弱い。
- (4)適当。チタンは密度が鋼の約60%と小さく、耐食性に優れる。
引っかけ:鉛は「酸に強くアルカリに弱い」。アルミニウムもアルカリに弱い。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.6鋼及び鋼材の性質
令和7年度 No.6セメントの特性(高炉セメント・早強・粉末度)
令和7年度 No.13建築用金属材料(銅・黄銅・亜鉛・アルミニウム)
令和6年度 No.13鋼材の性質
令和5年度 No.11コンクリート材料の特性(混和剤・セメント)
論点ページ:構造材料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する