ネットワーク工程表のフロート
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.46の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ネットワーク工程表におけるフロートに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) ディペンデントフロート(DF)は,最遅結合点時刻(LT)からフリーフロート(FF)を減じて得られる。
解き方
- ディペンデントフロート(DF)は,後続作業のトータルフロートに影響を与えるフロートであり,DF = TF − FF で求める。
- 最遅結合点時刻(LT)からFFを減じても DF にはならない。よって(2)が最も不適当である。
- (1)はフロートを使い切ると余裕がなくなり,その経路がクリティカルパスになるので正しい。(3)は前進計算で最大値を採る EST の求め方であり,(4)は余裕のない結合点を結ぶ経路がクリティカルパスとなることを述べており,いずれも適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。フロートを使い切った作業は余裕がなくなり,クリティカルパスになる。
- (2)適当でない。DFはトータルフロート(TF)からフリーフロート(FF)を減じて求める。
- (3)適当。前進計算で各経路の日数を累計し,最も遅い値を最早開始時刻とする。
- (4)適当。最早時刻と最遅時刻が等しく余裕のない経路がクリティカルパスである。
引っかけ:TF = FF + DF の関係を押さえる。DF の計算に LT は直接使わない。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.46。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する