品質確保のための管理値
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.59の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築施工の品質を確保するための管理値に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 断熱工事において,硬質吹付けウレタンフォーム断熱材の吹付け厚さの許容差は,±5mmとした。
解き方
- 硬質ウレタンフォームの吹付けは,吹付け厚さが不足すると断熱性能が確保できないため,厚さの許容差は一般にマイナス側を認めず,0〜+10mmとされる。±5mmとした(4)が不適当である。
- 標仕(平成31年版)表6.2.5では,仕上げ厚さが極めて薄い場合(ビニル床シート張りの下地など)はa種で,平たんさは3mにつき7mm以下である。(2)は適当である。
- 鉄骨の階高の管理許容差は一般に±3mm(限界許容差±5mm),プレキャストコンクリートカーテンウォールの目地幅の寸法許容差は一般に±5mmとされ,(1)(3)は適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。一般階の柱の階高寸法は梁仕口上フランジ上面間で測り,管理許容差は一般に±3mmである。
- (2)適当。ビニル床シート下地は仕上げ厚さが極めて薄い場合にあたり,平たんさは3mにつき7mm以下である(標仕表6.2.5 a種)。
- (3)適当。プレキャストコンクリートカーテンウォール部材の目地の幅の寸法許容差は,一般に±5mmである。
- (4)適当でない。硬質吹付けウレタンフォームの吹付け厚さの許容差は,一般に0〜+10mmとし,マイナス側は認めない。
引っかけ:断熱材の厚さは「薄いのは不可」なので許容差はプラス側だけ。平たんさの3mmは幅木回り(標仕15.4.2)の数値と混同しない。
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論点ページ:品質管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.59。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する