鉄骨構造(たわみ・座屈長さ・細長比)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.6の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 構造耐力上主要な部分である圧縮材については,細長比の下限値が定められている。
解き方
- 建築基準法施行令第65条により、構造耐力上主要な部分である鋼材の圧縮材の有効細長比は、柱で200以下、柱以外で250以下としなければならない。
- 定められているのは細長比の上限値であり、下限値とする(4)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。たわみはヤング係数と断面二次モーメントで決まり、鋼材のヤング係数は強度によらずほぼ一定(2.05×10⁵N/mm²)なので、たわみは同じである。
- (2)適当。トラスは部材を三角形に組み、部材に主に軸方向力を負担させるので、比較的細い部材で大スパンを構成できる。
- (3)適当。節点の水平移動が拘束されたラーメンでは、柱の座屈長さを節点間距離とすることができる。
- (4)不適当。圧縮材について定められているのは細長比の上限値である。
引っかけ:鋼材の強度を上げても、たわみ(剛性)は変わらない。強度とヤング係数を混同しない。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する