木質構造(枠組壁工法・燃えしろ設計)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.4の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
木質構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 枠組壁工法は,木材を使用した枠組に構造用合板その他これに類するものを打ち付けることにより,壁及び床を設ける工法で,枠組壁は水平力と鉛直力を同時に負担することはできない。
解き方
- 枠組壁工法(ツーバイフォー工法)の枠組壁は、鉛直荷重を支えるとともに、耐力壁として地震力・風圧力などの水平力も負担する。壁と床が一体となった箱形の構造で力を伝えるのがこの工法の特徴である。
- したがって「水平力と鉛直力を同時に負担することはできない」とする(1)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。枠組壁は鉛直力と水平力を同時に負担する。
- (2)適当。建築基準法施行令第43条第5項により、2階建の隅柱は、接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強すれば通し柱としなくてよい。
- (3)適当。燃えしろ設計は、燃えしろを除いた残りの断面に長期荷重で生じる応力度が短期許容応力度を超えないことを確かめる方法である。
- (4)適当。建築基準法施行令第42条第1項により、柱を基礎に緊結した場合は土台を設けなくてよい。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.3鉄骨構造(柱脚・梁のたわみ・細長比)
令和8年度 No.4地盤及び基礎構造(圧密沈下・液状化)
令和8年度 No.9免震構造の建築物
令和8年度 No.10鉄筋コンクリート構造の梁の配筋と貫通孔
令和7年度 No.3鉄骨構造(応力集中・幅厚比・ダイアフラム・スカラップ)
論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する