音(音圧レベル・回折・エコー)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.3の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
音に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 音波が障害物の背後に回り込む現象を回折といい,低い周波数よりも高い周波数の音のほうが回折しやすい。
解き方
- 回折は波長が長いほど起こりやすい。波長の長い低い周波数の音のほうが障害物の背後に回り込みやすいので、(4)が不適当である。
- (3)は、点音源からの距離が2倍になると音圧レベルは 20log₁₀2 ≒ 6dB 低下するので、20mの位置では 63 − 6 = 57dB となり正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。人間の可聴周波数は一般に20Hz〜20kHzである。
- (2)適当。向かい合う平行な壁の吸音率が低いと音が往復反射を繰り返し、フラッターエコーが生じやすい。
- (3)適当。点音源では距離が2倍になると約6dB減衰するので、63 − 6 = 57dBとなる。
- (4)不適当。回折は低い周波数(波長の長い)音のほうが起こりやすい。
引っかけ:点音源は距離2倍で−6dB、線音源は−3dB。塀の裏に低音がよく回り込むと覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.1伝熱(熱貫流率・総合熱伝達率)
令和8年度 No.2教室の必要換気量の計算
令和8年度 No.7採光及び照明の用語
令和8年度 No.8吸音及び遮音
令和7年度 No.1日照及び日射(ルーバー・隣棟間隔・可照時間)
論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する