鋼材(TMCP鋼・低降伏点鋼・溶接性)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.11の問題です。論点は「構造材料」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
鋼材に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 低降伏点鋼は,モリブデン等の元素を添加することで,強度を低くし延性を高めた鋼材である。
解き方
- 低降伏点鋼は、炭素などの添加元素を極力減らして純鉄に近い成分とし、降伏点を低くして延性を高めた鋼材で、制振ダンパーなどに用いられる。
- モリブデン等の元素を添加して強度を低くするのではないので、(2)が不適当である。モリブデンは一般に強度や高温時の耐力を高めるために添加される元素である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。TMCP鋼は制御圧延と加速冷却により、炭素当量を抑えたまま高強度・高じん性とした溶接性のよい鋼材である。
- (2)不適当。低降伏点鋼は添加元素を極力少なくして降伏点を低くした鋼材である。
- (3)適当。炭素当量Ceqや溶接割れ感受性組成PCMは、鋼材の溶接性(硬化や割れのしやすさ)を表す指標である。
- (4)適当。鋼材の熱処理には焼入れ・焼戻し・焼ならし・焼なましなどがある。
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論点ページ:構造材料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する