長方形断面の許容曲げモーメント
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.8の問題です。論点は「構造力学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す長方形断面部材の図心軸(X軸)に対する許容曲げモーメントの値として,正しいものはどれか。
ただし,許容曲げ応力度fbは9.46N/mm²とする。

解答欄
正解
正解:(1) 9.46×10⁵N・mm
解き方
- 長方形断面の断面係数はZ = bh²/6である。b = 60mm,h = 100mmを代入すると,Z = 60 × 100² / 6 = 100,000mm³ = 1.0×10⁵mm³となる。
- 許容曲げモーメントはM = fb × Z = 9.46N/mm² × 1.0×10⁵mm³ = 9.46×10⁵N・mmであり,(1)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。M = 9.46 × 1.0×10⁵ = 9.46×10⁵N・mmである。
- (2)誤り。Z = bh²/6の計算で幅とせいを取り違える(100 × 60² / 6 = 6.0×10⁴mm³)と5.68×10⁵N・mmになる。
- (3)誤り。断面係数を正しく求めれば9.46×10⁵N・mmで,その1/2の値は誤りである。
- (4)誤り。正しい値9.46×10⁵N・mmと一致しない。
引っかけ:X軸まわりの断面係数では,hはX軸に直交する方向の寸法(100mm)を2乗する。
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論点ページ:構造力学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する