特定天井
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.38の問題です。論点は「金属工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
特定天井に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ただし,特定天井の構造方法は仕様ルートによるものとする。
解答欄
正解
正解:(3) 勾配屋根における吊り材は,勾配をもつ屋根面に対して垂直に設置した。
解き方
- 特定天井の吊り材は,天井の荷重を鉛直に支持する部材であり,屋根面が勾配をもつ場合でも鉛直に設置する。勾配屋根の屋根面に対して垂直に設置すると吊り材が傾き,天井の荷重を設計の前提どおりに支持できない。よって(3)が最も不適当である。
- (1)の野縁受けのジョイントの千鳥配置,(2)の吊り材を天井面の面積1m²当たり1本以上とし釣合いよく配置することは,特定天井の構造方法(平成25年国土交通省告示第771号)の仕様に合っている。
- 天井面に段差があると,地震時に段差部分に力が集中して損傷しやすい。告示の仕様による場合は天井面に段差等を設けないこととされ,段差を設ける場合は段差部分にクリアランスを設けて天井を分けるなど,有害な応力集中が生じないようにする。(4)は適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。野縁受けはジョイントを差し込んでねじ留めし,ジョイント部は1m以上の間隔で千鳥状に配置する。
- (2)適当。吊り材は天井面の面積1m²当たり平均1本以上とし,釣合いよく配置する(告示第771号)。
- (3)適当でない。吊り材は勾配屋根であっても鉛直に設置する。
- (4)適当。段差部分にクリアランスを設けて天井を分離し,地震時の有害な応力集中を避ける(告示の仕様による場合は天井面に段差等を設けない)。
引っかけ:仕様ルートの要点は,20kg/m²以下,吊り材1本/m²以上,吊り長さ3m以下,斜め部材のV字配置,壁との隙間6cm以上。
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論点ページ:金属工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する