平成29年度 No.61論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

品質管理における検査の種類

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.61の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

品質管理における検査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 抜取検査は,継続的に不良率が大きく,決められた品質水準に修正しなければならない場合に行う。

解き方

  1. 抜取検査は,ロットから抜き取った試料を調べてロットの合否を判定する検査で,ある程度の不良品の混入が許される場合や,破壊検査となる場合,連続体やかさ物などに用いる。
  2. 継続的に不良率が大きく,決められた品質水準に修正しなければならない場合は,抜取りではロット中の不良品を除けないため,全数検査を行う。
  3. よって(3)が最も不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。受入検査は,原材料・部品・製品などを受け入れる段階で行い,一定の品質水準のものを生産工程に流すことを目的とする。
  2. (2)適当。中間検査は,工程の途中で不良なロットを取り除き,次工程に渡さないことで損害を少なくするために行う。
  3. (3)適当でない。不良率が大きく品質水準に修正しなければならない場合は,全数検査を行う。
  4. (4)適当。検査とは,適切な測定,試験又はゲージ合せを伴った,観測及び判定による適合性評価をいう。
引っかけ:全数検査を行う場面は「不良品を見逃すと人命などに重大な影響がある」「不良率が大きく所定の品質水準に達していない」「全数検査が容易で効果が大きい」。
現行法令との関係:選択肢(4)の「検査」の定義はJIS Q 9000:2006の文であり,現行のJIS Q 9000:2015では「規定要求事項への適合を確定すること」と定義されている。この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.61。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する