乾式工法による外壁張り石
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.36の問題です。論点は「タイル・石工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
乾式工法による外壁張り石工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 厚さが30mmの石材のだぼ孔は,石材の裏面から15mmの位置とし,孔径を4mmとした。
解き方
- 標仕10.5.2により,だぼ穴は板厚方向の中央に設けるので,厚さ30mmの石材なら裏面から15mmの位置でよい。
- 一方,だぼの径は標仕表10.2.4で4.0mm又は5.0mmであり,だぼ孔の径はだぼの径より大きくする(一般にだぼ径+1mm程度)。孔径を4mmとした(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。標仕(平成28年版)10.2.1(a)(3)では石材1枚の面積を0.8m²以下とし,乾式工法の石材は一般に幅1,200mm以下,高さ800mm程度以下,重量70kg以下を目安とする。この範囲内である。なお,平成31年版以降の標仕では,外壁乾式工法の石材を幅及び高さ1,200mm以下,面積0.8m²以下,重量70kg以下と定めている。
- (2)適当。だぼ穴は両端部から石材幅の1/4程度の位置に設ける(標仕10.5.2)ので,500mm角なら125mm程度で,120mmは適当である。
- (3)適当でない。だぼ孔の径はだぼ径(4mm又は5mm)より大きくする必要があり,4mmでは小さい。
- (4)適当。乾式工法では下地コンクリート面の精度を±10mm以内とする。
引っかけ:だぼ孔は「板厚の中央」,位置は「端から石材幅の1/4」。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.32外壁タイルの後張り工法
令和7年度 No.33外壁の張り石工事(乾式工法)
令和6年度 No.55壁タイル後張り工法(セメントモルタル)
令和5年度 No.32外壁乾式工法の張り石(だぼ孔・ファスナー)
令和4年度 No.33壁タイル後張り工法(張付けモルタル)
論点ページ:タイル・石工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する