令和3年度 問題4 設問1(3)論点:工程管理重要度 A未着手

タクト工程表が適している作業

これは2級管工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月21日(日)実施) 問題4 設問1(3)の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

タクト工程表はどのような作業に適しているか簡潔に記述しなさい。

【問題4】2階建て事務所ビルの新築工事において、空気調和設備工事の作業が下記の表及び施工条件のとき、次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記述しなさい。

(注)表中の作業名の記載順序は、作業の実施順序を示すものではありません。

〔施工条件〕

① 1階部分の準備・墨出しの作業は、工事の初日に開始する。

② 機器設置の作業は、配管の作業に先行して行うものとする。

③ 各作業は、同一の階部分では、相互に並行作業しないものとする。

④ 同一の作業は、1階部分の作業が完了後、2階部分の作業に着手するものとする。

⑤ 各作業は、最早で完了させるものとする。

⑥ 土曜日、日曜日は、現場での作業を行わないものとする。

〔設問1〕バーチャート工程表及び累積出来高曲線を作成し、次の(1)〜(3)に答えなさい。ただし、各作業の出来高は、作業日数内において均等とする。(バーチャート工程表及び累積出来高曲線の作成は、採点対象外です。)

空気調和設備工事の作業(1階部分・2階部分)
作業名1階部分 作業日数1階部分 工事比率2階部分 作業日数2階部分 工事比率
準備・墨出し1日2%1日2%
配管6日24%6日24%
機器設置2日6%2日6%
保温4日10%4日10%
水圧試験2日2%2日2%
試運転調整2日6%2日6%
〔設問1〕作業用のバーチャート工程表の用紙。横軸は1日〜31日の暦日で、曜日は1日が月曜日、2日火、3日水、4日木、5日金、6日土、7日日(以下同じ)。土曜日・日曜日の6・7・13・14・20・21・27・28日は網掛けになっている。縦は1階と2階の種別ごとに作業名の欄が6行ずつあり、工事比率(%)の欄、右端に累積比率0〜100%の目盛りがある。記入済みの例として、1階の準備・墨出しが1日(月)、2階の準備・墨出しが2日(火)に黒い棒で示されている。下段にタクト工程表の欄があり、1階の準備・墨出しを1日、2階の準備・墨出しを2日に行う線が記入例として描かれている。

解答欄

0 / 60 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

設問1 (3) タクト工程表が適している作業 模範解答

中高層建物の各階のように、同じ作業を同じ順序で繰り返し行う工事(作業)に適している。

42 字
別解

基準階が多い建物で、各階の工程が同じ手順で繰り返され、作業の流れと進み具合を管理したい作業に適している。

複数の階や工区で、同じ作業を一定の周期で繰り返して行う作業に適している。

要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. タクト工程表は、縦軸に階(工区)、横軸に日数をとり、各階で繰り返される一連の作業を斜めの線でつないで表す工程表である。中高層建物の各階のように、同じ作業を同じ順序で繰り返す工事に適し、各作業の流れ(作業班の移動)と全体の進み具合が分かりやすい。
  2. この問題の作業用紙のタクト工程表の欄にも、1階の準備・墨出し(1日目)から2階の準備・墨出し(2日目)へと作業が階を移っていく線が記入例として描かれている。
引っかけ:バーチャート工程表(作業ごとの日程が分かる)やネットワーク工程表(作業の関係と余裕が分かる)の特徴と混同しない。タクト工程表は「繰り返し作業」が要点。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月21日(日)実施) 問題4 設問1(3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する