令和3年度 問題3論点:給水・給湯設備重要度 C未着手

ガス瞬間湯沸器(屋外壁掛け形、24号)と給湯管(銅管)の施工の留意事項(配置・据付け・給湯管の敷設・試運転調整)

これは2級管工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月21日(日)実施) 問題3の問題です。論点は「給水・給湯設備」(重要度C・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

ガス瞬間湯沸器(屋外壁掛け形、24号)を住宅の外壁に設置し、浴室への給湯管(銅管)を施工する場合の留意事項を解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。

記述する留意事項は、次の(1)〜(4)とし、それぞれ解答欄の(1)〜(4)に記述する。

ただし、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。

(1) 湯沸器の配置に関し、運転又は保守管理の観点からの留意事項

(2) 湯沸器の据付けに関する留意事項

(3) 給湯管の敷設に関する留意事項

(4) 湯沸器の試運転調整に関する留意事項

解答欄

0 / 60 字
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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

(1) 湯沸器の配置に関し、運転又は保守管理の観点からの留意事項 模範解答

給湯先の浴室までの配管が短くなる位置に設け、機器の前面に点検・修理のための作業空間を確保する。

47 字
別解

排気が窓や換気口から屋内に入ったり滞留したりしない、開放された屋外の壁面に配置する。

給湯管を短くして湯待ち時間と放熱損失を少なくできる位置とし、リモコンを浴室と台所に設ける。

機器の前面と周囲に点検や部品交換のための空間をとり、雨水や落雪が直接かからない場所とする。

(2) 湯沸器の据付けに関する留意事項 模範解答

取付け面の強度を確認し、付属の取付け金具を所定のボルトで固定して、機器を水平・垂直に据え付ける。

48 字
別解

木造の外壁では、間柱や補強材の位置に取付け金具を固定し、運転時の振動や地震で機器が落下しないようにする。

可燃性の外壁に取り付ける場合は、製造者の指定する離隔距離をとるか、防熱板を設ける。

排気口の前方や上方の軒・ひさしとの離隔距離を、製造者の指定値以上確保して据え付ける。

(3) 給湯管の敷設に関する留意事項 模範解答

屋外に露出する給湯管は保温し、保温材の外側を防水性のある材料で覆って、凍結と保温材の劣化を防ぐ。

48 字
別解

給湯管は空気だまりができないように配管し、やむを得ず凸部ができる場合は空気抜きを設ける。

管内の流速は1.5m/s程度以下となる管径とし、銅管の潰食を防ぐ。

外壁の貫通部にはスリーブを設けて防水処理をし、管の熱伸縮を妨げないようにする。

(4) 湯沸器の試運転調整に関する留意事項 模範解答

給水・給湯管に通水して空気を抜いてから点火し、燃焼状態と設定温度どおりに出湯することを確認する。

48 字
別解

ガスの接続部に漏えい検知液を塗ってガス漏れがないことを確認し、リモコンの運転と温度設定が正常に働くか確かめる。

浴室の給湯栓の開閉で着火・消火が確実に行われ、湯量を変えても出湯温度が安定していることを確認する。

立消え安全装置などの安全装置が正常に作動することと、運転中に異常な音や振動がないことを確認する。

要点(書けていたものにチェック)(1) 湯沸器の配置に関し、運転又は保守管理の観点からの留意事項(2) 湯沸器の据付けに関する留意事項(3) 給湯管の敷設に関する留意事項(4) 湯沸器の試運転調整に関する留意事項
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. (1) 配置:ガス瞬間湯沸器(24号は水温+25℃の湯を毎分24L出せる能力)は、給湯先の浴室までの配管が短くなる位置に設け、湯待ち時間と配管からの放熱を少なくする。屋外式は燃焼排ガスを機器の前面から排出するので、排気が窓・換気口から屋内に入ったり、建物のくぼみに滞留したりしない、開放された場所とする。保守管理のため、機器の前面に点検・修理の作業空間を確保する。
  2. (2) 据付け:壁掛け形は、取付け面の強度を確かめ、付属の取付け金具を所定のボルトやビスで固定して、水平・垂直に据え付ける。木造では間柱・補強材の位置に固定する。可燃物の壁・軒・ひさしとの離隔距離は製造者の施工説明書の値以上とし、不足するときは防熱板を設ける。
  3. (3) 給湯管の敷設:屋外の露出配管は保温し、外装を防水性のある材料で仕上げて凍結を防ぐ。銅管は流速が速いと潰食が起こるので、流速は1.5m/s程度以下とする。空気だまりができないよう配管し、外壁の貫通部はスリーブを設けて防水処理をする。
  4. (4) 試運転調整:給水・給湯管に通水して管内の空気を抜き、ガス配管の接続部の漏れを検知液などで確認してから点火する。給湯栓の開閉による着火・消火、炎の状態、出湯温度、リモコンの操作、安全装置の作動、異常な音・振動がないことを確認する。
引っかけ:ただし書きで工程管理・安全管理は除かれている。(1) は「運転又は保守管理の観点」からの配置で、据付けの方法は(2)に書く。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月21日(日)実施) 問題3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する