壁付き手洗器・洗面器の据付けの施工上の留意事項(4つ)
これは2級管工事施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年11月20日(日)実施) 問題3の問題です。論点は「機器の据付け」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
壁付き手洗器や、洗面器を据え付ける場合の施工上の留意事項を、4つ解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。
ただし、搬入、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。
解答欄
正解
軽量鉄骨ボード壁に取り付ける場合は、壁の中にアングル加工材や堅木の当て木を入れて取付け下地とする。
49 字コンクリート壁に取り付ける場合は、エキスパンションボルト又は樹脂製プラグでバックハンガーを固定する。
合板張りの壁に取り付ける場合は、間柱と同寸法の堅木の当て木を取り付けて、器具を堅固に固定する。
ブラケット又はバックハンガーを所定の高さに取り付け、陶器の上面が水平でがたつきのないよう固定する。
49 字洗面器は床面から前縁上端まで750〜800mm程度、手洗器は800mm程度の高さに取り付ける。
取付け位置の芯出しを行い、水準器で水平を確かめてから、器具を固定する。
器具の排水口と排水金具のすき間に耐熱性不乾性シール材を詰め、漏水しないように締め付ける。
44 字陶器を固定するボルトや排水金具は、陶器が割れないよう締め過ぎに注意して均等に締め付ける。
器具と壁の取合い部のすき間は、防かび剤入りのシーリング材でふさぎ、水が入らないようにする。
排水トラップと塩ビ管は、専用の排水アダプタを接着接合し、パッキンを挟んで袋ナットで固定する。
46 字給水管には器具ごとに止水栓を設け、水栓の吐水口とあふれ縁の間には吐水口空間を確保する。
取付け後は通水試験を行い、給水・排水の接続部に漏れがないことと、排水の流れを確かめる。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 壁付き手洗器・洗面器は、壁に取り付けたブラケットやバックハンガーで陶器を支えるので、壁の取付け下地、取付け高さ・水平、排水金具まわりの水密、給排水管との接続が施工の要点になる。ただし書きで搬入・工程管理・安全管理は除かれている。
- 取付け下地:コンクリート壁はエキスパンションボルト又は樹脂製プラグ、合板張り壁は間柱と同寸法の堅木材当て木、金属製パネル・軽量鉄骨ボード壁はアングル加工材又は堅木材当て木を使う(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第5編2.1.1(1))。ボードにだけ留めると、使用中に器具に寄りかかったときなどに脱落する。
- 据付け:所定の位置にブラケット又はバックハンガーを取り付け、陶器上面が水平、かつ、がたつきのないよう固定する。器具排水口と排水金具の隙間には耐熱性不乾性シール材を詰めて締め付ける(同第5編2.1.4(1))。標準取付け高さは、洗面器が床面から前縁上端まで750〜800mm、手洗器が800mmである(公共建築設備工事標準図)。
- 接続:洗面器の排水トラップと塩ビ管は、専用の排水アダプタと塩ビ管を接着接合し、パッキンを挟んで袋ナットで固定する(同第5編2.1.4(2))。水栓の吐水口とあふれ縁の間は吐水口空間を確保する(同第5編2.1.6)。取付け完了後に通水試験を行う(同第2編2.9.4(1))。
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平成28年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年11月20日(日)実施) 問題3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する