平成28年度 問題2論点:配管の施工重要度 A未着手

パッケージ形空気調和機のドレン配管の施工上の留意事項(4つ)

これは2級管工事施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年11月20日(日)実施) 問題2の問題です。論点は「配管の施工」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

パッケージ形空気調和機におけるドレン配管の施工上の留意事項を、4つ解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。

ただし、管材の選定、管の切断、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。

解答欄

0 / 60 字
0 / 60 字
0 / 60 字
0 / 60 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

留意事項1 模範解答

横走りのドレン管は1/100以上の下り勾配をとり、途中で立ち上げたり逆勾配にしたりしない。

45 字
別解

ドレン管は吊り間隔を適切にとって支持し、たわみによる逆勾配や水たまりができないようにする。

ドレン管の横引きはできるだけ短くし、勾配がとれる経路を事前に天井内の納まりで確認する。

留意事項2 模範解答

ドレンパンが負圧になる機器のドレン管には、送風機の全静圧以上の封水深をもつ空調機用トラップを設ける。

50 字
別解

機内が負圧の機器はドレンが排出されず空気を吸い込むので、全静圧以上の落差をとったトラップを設ける。

トラップには掃除口を設け、封水が切れないよう機器の近くに取り付ける。

留意事項3 模範解答

ドレン管は雑排水管に直結せず、排水口空間をとって水受け容器(ホッパー等)に開口する間接排水とする。

49 字
別解

排水管が詰まったとき汚水が機器に逆流しないよう、管径の2倍以上の排水口空間をとって間接排水とする。

屋上の屋外機以外のドレン管は、ルーフドレンや雨水管に直結せず、排水口空間をとって開口する。

留意事項4 模範解答

屋内のドレン管は、管の表面で結露して天井を汚さないよう、保温材で防露のための保温を行う。

44 字
別解

ドレンアップ方式の場合は、立上げ高さを製造者の許容値以内とし、立上げ後すぐに下り勾配をとる。

配管完了後、ドレンパンに注水して通水試験を行い、排水の状態と接続部の漏れがないことを確かめる。

複数台のドレン管を集合する場合は、集合管の管径を大きくし、各機器のドレン管は集合管の上部から接続する。

要点(書けていたものにチェック)留意事項1留意事項2留意事項3留意事項4
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. パッケージ形空気調和機のドレン管は、冷房時に室内機の熱交換器で生じた凝縮水を排出する管である。重力で流すので、勾配・トラップ・排水先・防露が施工の要点になる。ただし書きで、管材の選定、管の切断、工程管理及び安全管理は除かれている。
  2. 勾配:ドレン管の勾配は原則として1/100以上とする(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第2編2.6.1(4))。途中に立上りやたわみがあると水がたまり、排水不良や漏水の原因になる。
  3. トラップ:機内が負圧になる空気調和機のドレン管には、送風機の全静圧以上の落差(封水深)をとった空調機用トラップを設ける(同第2編2.4.8(6))。封水が足りないと、空気を吸い込んでドレンが排出されず、ドレンパンからあふれる。
  4. 排水先:空気調和用機器からの排水は間接排水とし、排水管径の2倍以上の排水口空間をとって開口する(同第2編2.4.8(2)(ウ)・(3))。
  5. その他:ドレン管は低温の凝縮水が流れて表面が結露するので、屋内では保温を行う(同第2編3.1.4・3.1.5)。ドレンポンプで立ち上げる場合は製造者の許容揚程以内とし、立ち上げた直後から下り勾配をとる。施工後は通水試験を行う(同第2編2.9.4(1))。
引っかけ:管材の選定(塩ビ管を使う等)と管の切断は除かれているので書かない。4つは互いに違う観点(勾配・トラップ・間接排水・保温・試験など)から選ぶ。

同じ論点の過去問

平成28年度の前後の問題

2級管工事施工管理技士 第二次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年11月20日(日)実施) 問題2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する