令和5年度 前期 No.7論点:熱負荷・空気線図重要度 A配点 1点未着手

冷房時の湿り空気線図(定風量単一ダクト)

これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.7の問題です。論点は「熱負荷・空気線図」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示す冷房時の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

ただし、空気調和方式は定風量単一ダクト方式とする。

冷房時の湿り空気線図。横軸は乾球温度t、右の縦軸は絶対湿度x、左上に比エンタルピーhの線と飽和空気線。点①は右上、点②は①の左下、点③は①と②を結ぶ線上の点。点④と点⑤は飽和空気線の近くの左下にあり、④が⑤のすぐ左にある。③と④が線で結ばれ、⑤と②が線で結ばれている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) ②から③は、室内での状態変化である。

解き方

  1. 図の①は外気、②は室内空気(還気)、③は①と②の混合空気である。③をコイルで冷却減湿した出口の状態が④、送風機やダクトで加熱されて吹き出される給気が⑤である。⑤の給気は室内の顕熱・潜熱を取り込んで②の状態になる。
  2. ②から③は、室内からの還気と外気との混合による変化であり、室内での状態変化ではない。室内での状態変化は⑤から②である。よって(3)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。吹出し空気⑤は室内で顕熱比の状態線上を移動し、室内空気②になる。
  2. (2)適当。コイルで冷却減湿された出口空気の状態点は飽和空気線に近い④である。
  3. (3)適当でない。②から③は還気と外気の混合による変化で、室内での変化は⑤から②である。
  4. (4)適当。コイルの冷却負荷は、コイル入口③と出口④の比エンタルピー差に風量を掛けて求める。
引っかけ:混合点③は必ず外気①と還気②を結ぶ直線上にある。線図の点をシステムのどこの空気かに当てはめて考える。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する