令和3年度 前期 No.8論点:熱負荷・空気線図重要度 A配点 1点未着手

暖房時の湿り空気線図(水噴霧加湿)

これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.8の問題です。論点は「熱負荷・空気線図」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示す暖房時の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

ただし、空気調和方式は定風量単一ダクト方式、加湿方式は水噴霧加湿とする。

暖房時の湿り空気線図。横軸は乾球温度t、縦軸(右側)は絶対湿度x。左上に比エンタルピーhの線と飽和空気線がある。点②は左下(低温・低湿)にあり、②から右上へ引いた直線上に点③がある。③から絶対湿度一定のまま右へ水平線を引いた先に点④(高温側)がある。④から左上へ斜めに上がった点が⑤、⑤から絶対湿度一定のまま左へ水平線を引いた先に点①があり、①は②―③の延長線上にある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 加湿量は、④と⑤の相対湿度差から求める。

解き方

  1. 図の②は外気、①は室内空気で、③は外気と還気の混合点である。③から④へは加熱コイルで絶対湿度一定のまま加熱し、④から⑤へは水噴霧加湿でほぼ湿球温度一定(比エンタルピーほぼ一定)の線に沿って加湿される。⑤が吹出し空気である。
  2. 加湿量は、送風量に④と⑤の絶対湿度差を掛けて求める。相対湿度差からは求めない。よって(3)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。吹出し温度差は、吹出し空気⑤と室内空気①の乾球温度差である。
  2. (2)適当。加熱負荷は、コイル入口③と出口④の比エンタルピー差に送風量を掛けて求める。
  3. (3)適当でない。加湿量は④と⑤の絶対湿度差から求める。
  4. (4)適当。加熱コイルの温度差は、コイル入口③と出口④の乾球温度差である。
引っかけ:水量(加湿量・除湿量)は絶対湿度差、熱量は比エンタルピー差、温度差は乾球温度差で求める。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する