令和2年度 問題1 設問2論点:排水・通気設備重要度 B未着手

ドロップ桝の配管を設ける理由

これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題1 設問2の問題です。論点は「排水・通気設備」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

(2)に示す図の斜線(ハッチング)部分の配管を設ける理由を具体的かつ簡潔に記述しなさい。

【問題1】次の設問1〜設問3の答えを解答欄に記述しなさい。

(2) ドロップ桝配管図。左側の地盤面(GL)のすぐ下を汚水管(汚水)が左から入り、桝の壁を貫通した直後に下向きに曲がる。桝の中の左側の壁に沿って立て管が桝の底近くまで下がり、下端のエルボで右向きになって桝底のインバートに流れ込む。この立て管とその周りの部分に斜線(ハッチング)が付いている。桝底の右側から汚水管が出て右へ延びる(右向きの矢印)。桝の右側の地盤は斜面となって下がり、右側のGLは左側のGLより低い。桝の名称はドロップ桝(インバート桝)。図中の文字:GL、汚水、汚水管、ドロップ桝(インバート桝)。

解答欄

0 / 80 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

斜線部分の配管を設ける理由 模範解答

上流と下流の汚水管の落差が大きいため、汚水を立て管で桝底のインバートまで導き、落下による汚水や汚物の飛散と、桝底の洗掘・損傷を防ぐ。

66 字
別解

汚水が桝の上部から直接落下すると、はね返った汚物が内壁に付着し、桝底やインバートが衝撃で傷むので、管で底部まで静かに流下させる。

落差のある流入で汚水を桝内に落とすと、飛散して点検・清掃の妨げや臭気の原因になるので、立て管で桝底まで導き下流管へ円滑に流す。

要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 図の汚水管は地盤の高い左側から浅く流入し、地盤の低い右側へ深い位置で流出するので、流入管と流出管の管底に大きな落差がある。斜線部分は、桝の中で流入管を下向きに曲げて桝底まで下ろす立て管(ドロップ管)である。
  2. 落差が大きいまま汚水を桝の上部から落とすと、落下水の衝撃で桝底やインバートが洗掘・損傷し、はね返った汚水や汚物が桝の内壁に付着して悪臭や詰まりの原因となる。点検・清掃のときに作業者が汚水を浴びるおそれもある。
  3. 立て管で汚水を桝底のインバートまで導くと、落下の勢いと飛散を抑えて下流の汚水管へ円滑に流すことができる。下水道のマンホールでも、上流管と下流管の段差が大きい場合は副管を設ける。公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)の小口径桝にも、落差のある接続に用いるドロップストレート(DR)の形がある。
引っかけ:斜線部分は桝の外の副管ではなく、桝の中に設けた立て管。理由は「落差」「飛散・洗掘の防止」を押さえる。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題1 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する