ファンコイルユニット廻り冷温水配管の配管方法の名称と利点
これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題1 設問1の問題です。論点は「空気調和の計画・方式」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(1)に示す図の配管方法の名称を解答欄の①に、その利点を解答欄の②に記述しなさい。
【問題1】次の設問1〜設問3の答えを解答欄に記述しなさい。

解答欄
正解
① 配管方法の名称 模範解答
リバースリターン方式
10 字別解
リバースリターン
逆還水方式
② 利点 模範解答
どのファンコイルユニットを通っても往き管と還り管の長さの合計がほぼ等しくなり、各ユニットの流量が均等になる。
54 字別解
各ユニットを通る循環経路の配管抵抗がほぼ等しくなるので、流量のバランスがとりやすく、流量調整が容易になる。
ポンプから遠いユニットの流量不足が起きにくく、室ごとの冷暖房能力のばらつきを小さくできる。
要点(書けていたものにチェック)① 配管方法の名称② 利点
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 図では、冷温水(往)は左端のファンコイルユニット(FCU)から順に右端まで分岐している。還り管は左端のFCUから始まって右へ集め、右端のFCUの先で折り返して左へ戻っている。最初に往きを分岐するFCUほど還りの経路が長く、最後に分岐するFCUほど還りの経路が短くなる配管で、これをリバースリターン(逆還水)方式という。
- 利点:どのFCUを通る循環経路も、往き管と還り管の長さの合計がほぼ等しくなるので、各経路の配管抵抗(摩擦損失)がそろい、各FCUに設計どおりの流量が流れやすい。ダイレクトリターン方式では、ポンプに近い機器ほど経路が短く流量が多くなり、遠い機器が流量不足になりやすいので、バランス弁や定流量弁による調整が必要になる。
- 欠点として、還り管が1本分長くなるので、配管スペースと材料費が増える。
引っかけ:名称を「ダイレクトリターン」と取り違えない。還り管が右端で折り返して戻っている点がリバースリターンの目印。
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論点ページ:空気調和の計画・方式の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題1 設問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する