平成28年度 問題5 設問1論点:労働安全衛生法重要度 A未着手

安全衛生委員会の記録・元方安全衛生管理者・地山の掘削作業主任者・足場の作業床(労働安全衛生法・穴埋め)

これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年12月4日(日)実施) 問題5 設問1の問題です。論点は「労働安全衛生法」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

建設工事現場における、労働安全衛生に関する文中、A〜Dに当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている用語又は数値を記述しなさい。

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記述しなさい。

(1) 事業者は、常時50人以上の労働者を使用する事業場において、安全委員会、衛生委員会又は安全衛生委員会を毎月1回以上開催し、その議事で重要なものに係る記録を作成して、これをA年間保存しなければならない。

(2) 統括安全衛生責任者を選任した事業者は、厚生労働省令で定める資格を有する者のうちから、Bを選任し、その者に統括安全衛生責任者が統括管理すべき事項のうち、技術的事項を管理させなければならない。

(3) 事業者は、排水管の敷設において、掘削面の高さが3mとなる地山の掘削作業をする場合、その作業の方法を決定し、作業を直接指揮させるために、Cを選任しなければならない。

(4) 足場(一側足場を除く)における高さが3mの作業場所の作業床は、つり足場の場合を除き、その幅は40cm以上とし、床材間のすき間はDcm以下としなければならない。

解答欄

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

A(年間)3(三・3年 も正解)
B元方安全衛生管理者
C地山の掘削作業主任者(地山の掘削及び土止め支保工作業主任者・地山掘削作業主任者 も正解)
D(cm以下)3(三・3cm も正解)

解き方

  1. A:労働安全衛生規則第23条。事業者は、安全委員会・衛生委員会・安全衛生委員会(委員会)を毎月1回以上開催し、開催の都度、議事で重要なものなどを記録して3年間保存しなければならない。
  2. B:労働安全衛生法第15条の2。統括安全衛生責任者を選任した建設業などの事業者は、厚生労働省令で定める資格を有する者のうちから元方安全衛生管理者を選任し、統括安全衛生責任者が統括管理すべき事項(法第30条第1項各号)のうち技術的事項を管理させなければならない。資格は労働安全衛生規則第18条の4(理科系統の大学等を卒業後3年以上の建設工事の安全衛生の実務経験など)。
  3. C:労働安全衛生法施行令第6条第九号により、掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削の作業には作業主任者の選任が必要で、労働安全衛生規則第359条により、技能講習を修了した者のうちから地山の掘削作業主任者を選任する。その職務は、作業の方法を決定し作業を直接指揮すること(同規則第360条)である。問題の掘削面の高さは3mなので該当する。
  4. D:労働安全衛生規則第563条第1項第二号。足場(一側足場を除く)の高さ2m以上の作業場所には作業床を設け、つり足場を除き、作業床の幅は40cm以上、床材間のすき間は3cm以下、床材と建地とのすき間は12cm未満とする。
引っかけ:Bの「統括安全衛生責任者」「安全衛生責任者」と取り違えない。技術的事項を管理するのは元方安全衛生管理者。Cは掘削面の高さ2m以上で選任が必要(3mなので該当)。Dは床材間のすき間3cm以下、床材と建地のすき間12cm未満の数値を混同しない。
現行法令との関係:Aの労働安全衛生規則第23条第4項は2019年4月の改正で、記録する事項が「委員会の意見及び当該意見を踏まえて講じた措置の内容」と「委員会における議事で重要なもの」と定められたが、保存期間は3年のままで、この問題の答えは変わらない。B・C・Dの規定(労働安全衛生法第15条の2、施行令第6条第九号、労働安全衛生規則第563条第1項第二号)も2026年10月時点で同じである。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年12月4日(日)実施) 問題5 設問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する