安全管理(ハインリッヒの法則・強度率)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.4の問題です。論点は「安全管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) ヒューマンエラーとは、手間や労力、時間やコストを省くことを優先し、労働者本人又は関係者の安全を阻害する可能性のある行動を意図的に行う行為をいう。
解き方
- ヒューマンエラーとは、本人に意図がないのに、錯覚・思い込み・うっかりなどにより、意図した結果と異なる行動をしてしまうことである。
- 手間や時間を省くことを優先し、安全を阻害する可能性のある行動を意図的に行う行為は、不安全行動(近道行動・省略行動)の説明である。よって (4) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ハインリッヒの法則は1:29:300の比率で、重大災害の背後に多数の軽微な事故とヒヤリ・ハットがあることを示す。
- (2)適当。安全管理活動は現場の特性に応じて内容を工夫し、マンネリ化を防いで作業者の主体性を引き出すことが大切である。
- (3)適当。強度率=労働損失日数÷延べ実労働時間数×1,000であり、災害の重さ(規模・程度)を表す。
- (4)適当でない。意図的に安全を阻害する行動を行うのは不安全行動であり、ヒューマンエラーは意図しない誤りである。
引っかけ:度数率は延べ実労働時間100万時間当たりの死傷者数(災害の頻度)、強度率は1,000時間当たりの労働損失日数(災害の重さ)。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題B No.25安全管理(手すり・はしご道・悪天候)
令和7年度 問題B No.4安全管理(TBM・5S活動・年千人率)
令和7年度 問題B No.25安全管理(掘削・登り桟橋・SDS)
令和6年度 問題B No.4安全管理(火気作業・不安全行動・就業制限)
令和6年度 問題B No.25安全管理(災害統計・ハインリッヒの法則)
論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する