令和6年度 問題A No.6論点:熱工学重要度 A配点 1点未着手

カルノーサイクル

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示すカルノーサイクルに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

カルノーサイクルの圧力-体積線図(縦軸:圧力、横軸:体積)。左上の点から等温膨張で右下へ、続いて断熱膨張でさらに右下の点へ、そこから等温圧縮で左へ、最後に断熱圧縮で左上の始点へ戻る時計回りのサイクル。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 等温膨張では、外部に熱量を放出し、等温圧縮では、外部から熱量を受け取る。

解き方

  1. カルノーサイクルは、等温膨張・断熱膨張・等温圧縮・断熱圧縮の4つの可逆過程からなる。
  2. 等温膨張では高温熱源から熱量を受け取って外部に仕事をし、等温圧縮では外部から仕事をされて低温熱源に熱量を放出する。(2) はこれが逆になっているので適当でない。
  3. 効率は η = 1 − T2 / T1(T1は高温熱源、T2は低温熱源の絶対温度)であり、温度差が大きいほど高くなる。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。η = 1 − T2 / T1であり、両熱源の温度差が大きいほど効率は高い。
  2. (2)適当でない。等温膨張では外部から熱量を受け取り、等温圧縮では外部へ熱量を放出する。
  3. (3)適当。断熱膨張では内部エネルギーが仕事に使われて温度が下がり、断熱圧縮では温度が上がる。
  4. (4)適当。同じ高温熱源と低温熱源の間で働く熱機関のうち、可逆サイクルであるカルノーサイクルの効率が最大である。
引っかけ:膨張して仕事をするには熱をもらう必要がある、と考えると熱の出入りの向きを間違えない。

同じ論点の過去問

令和6年度の前後の問題

1級管工事施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する