令和6年度 問題A No.5論点:熱工学重要度 A配点 1点未着手

冷凍サイクルとモリエ線図

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

蒸気圧縮式冷凍機の冷凍サイクルをモリエ線図上に示すと下図のようになる。この図に関する記述のうち、適当なものはどれか。

モリエ線図(縦軸:絶対圧力、横軸:比エンタルピー)。左に飽和液線、右に飽和蒸気線。低圧側の①(飽和液線の右、湿り域)から②(飽和蒸気線のやや右)へ右向きに水平に進み、②から③(高圧側の右上)へ右上がりに進み、③から④(飽和液線の左、高圧側)へ左向きに水平に進み、④から①へ真下に進むサイクル。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 過程①→②は、蒸発器における変化である。

解き方

  1. モリエ線図(p-h線図)では、低圧で比エンタルピーが増加する水平な過程が蒸発、右上がりの過程が圧縮、高圧で比エンタルピーが減少する水平な過程が凝縮、比エンタルピー一定で圧力が下がる垂直な過程が膨張である。
  2. 図では、①→② が低圧側の水平な過程なので蒸発器、②→③ が圧縮機、③→④ が凝縮器、④→① が膨張弁における変化である。よって (1) が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。①→② は低圧のまま冷媒が熱を吸収して蒸発する過程で、蒸発器における変化である。
  2. (2)適当でない。②→③ は圧力と比エンタルピーが上がる過程で、圧縮機における変化である。
  3. (3)適当でない。③→④ は高圧のまま放熱して凝縮する過程で、凝縮器における変化である。
  4. (4)適当でない。④→① は比エンタルピー一定で圧力が下がる過程で、膨張弁における変化である。
引っかけ:垂直な線(比エンタルピー一定)が膨張弁、斜めの線(断熱圧縮)が圧縮機と覚える。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する