鉄筋コンクリート造の梁貫通孔
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.13の問題です。論点は「建築学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート造の建築物の梁貫通孔に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 梁貫通孔を設ける場合は、梁の上下の主筋の量を増やさなければならない。
解き方
- 梁貫通孔を設けると孔の周りのせん断耐力が低下するため、孔の周囲を開口補強筋(既製の補強金物を含む)で補強する。主筋の量を増やすことは求められていない。よって (1) が適当でない。
- 貫通孔の径は梁せいの1/3以下、位置は梁せいの中心付近、並列する場合の中心間隔は孔径の平均値の3倍以上とするのが一般的である(日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準」など)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。貫通孔の周囲は開口補強筋で補強するのであって、梁の上下の主筋を増やすわけではない。
- (2)適当。上下方向は梁せいの中心付近とし、径は梁せいの1/3以下とする。
- (3)適当。並列する貫通孔の中心間隔は、両孔の径の平均値の3倍以上とする。
- (4)適当。貫通孔は可能な限り小さくし、せん断力の大きい柱際(梁端部)を避けて設ける。
引っかけ:補強するのは「開口補強筋」、主筋ではない。数値は1/3以下・3倍以上をセットで覚える。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する