音(遮音・吸音・合成・NC曲線)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.10の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
音に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) NC 曲線で示される音圧レベルの許容値は、周波数が高いほど大きい。
解き方
- NC曲線は室内騒音の許容値を周波数ごとに示したもので、人の耳が低い周波数の音に鈍いことから、低周波数ほど許容される音圧レベルが大きく、高周波数ほど小さい。よって (4) が適当でない。
- 同じ音圧レベルLの音を2つ合成するとL + 10 log10 2 ≒ L + 3dBとなり、50dBの2つで約53dBになる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。斜めに入射した音波の壁面に沿う波長と、壁の屈曲波の波長が一致すると共振し、遮音性能が低下する。これがコインシデンス効果である。
- (2)適当。多孔質材料のロックウールやグラスウールは、中・高周波数域の吸音率が高く、低周波数域の吸音率は低い。
- (3)適当。50 + 10 log10 2 ≒ 53dBとなる。
- (4)適当でない。NC曲線の許容値は周波数が低いほど大きく、周波数が高いほど小さい。
引っかけ:NC曲線は右下がりの曲線群である。高い音ほど耳につくので許容値は小さい。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.1夏至の日の鉛直面の終日直達日射量
令和8年度 問題A No.8日本の温室効果ガス排出量の推移(二酸化炭素)
令和8年度 問題A No.10音・振動・腐食(NC曲線・防振材料)
令和7年度 問題A No.1暑さ指数(WBGT)と熱中症患者発生率(グラフ)
令和7年度 問題A No.8温熱環境(PMV・clo・met)
論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題A No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する