夏至の日の鉛直面の終日直達日射量
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
北緯35度の地点の夏至の日における、終日の直達日射量の最も大きいものとして、適当なものはどれか。
ただし、終日快晴とし、日射を遮る要素はないものとする。
なお、北緯35度線が通る都市としては、京都市、南房総市等がある。
解答欄
正解
正解:(2) 東向き鉛直面
解き方
- 夏至の日の北緯35度では、太陽は真東より北寄り(方位角でおよそ北へ30度)から昇り、正午には高度約78度まで上がって、真西より北寄りに沈む。
- 南向き鉛直面は、正午前後に太陽高度が高すぎるため入射角が大きく、受ける直達日射量は小さい。北向き鉛直面は早朝と夕方の低い日射しか受けない。
- 東向き鉛直面は、太陽高度が低く日射の強い午前中に正面に近い角度から日射を受けるため、鉛直面の中で東・西向きの終日直達日射量が最も大きくなる。北東向き鉛直面は早朝の日射を受けるが、日射の強い時間帯の入射角が大きく、東向きより小さい。
- 晴天日の日射モデルで概算すると、終日の直達日射量は東向き約2.6kWh/m²、北東向き約1.8kWh/m²、南向き約0.8kWh/m²、北向き約0.5kWh/m²で、東向き鉛直面が最も大きい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。夏至の南中時は太陽高度が高く、南向き鉛直面への入射角が大きいため、終日の直達日射量は小さい。
- (2)適当。午前中の日射を正面に近い角度で受けるため、鉛直面の中で東・西向きが最も大きい。
- (3)適当でない。北東向き鉛直面は早朝の日射を受けるが、終日では東向き鉛直面より小さい。
- (4)適当でない。北向き鉛直面は早朝と夕方のわずかな日射しか受けず、最も小さい部類である。
引っかけ:夏至の終日日射量は「水平面>東・西向き鉛直面>南向き鉛直面>北向き鉛直面」の順と覚える。冬至では南向き鉛直面が鉛直面の中で最も大きくなる。
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→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する