令和5年度 問題B No.4論点:安全管理重要度 B配点 1点未着手

安全管理(リスクアセスメント・溶接ヒューム・SDS)

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.4の問題です。論点は「安全管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 安全データシート(SDS)は、化学物質等を使用する際の安全性を確保するため、取り扱う側から供給者側に危険性・有害性に関する情報を報告するためのものである。

解き方

  1. 安全データシート(SDS)は、化学物質を譲渡・提供する供給者側が、取り扱う側(譲渡・提供を受ける事業者)に対して、名称、危険性・有害性、取扱い上の注意などの情報を通知するための文書である(労働安全衛生法第57条の2)。
  2. 取り扱う側から供給者側へ報告するものではないので、(4)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。リスクアセスメントは、危険性又は有害性を特定し、リスクを見積もり、優先度を決めて除去・低減措置を検討する手法である。
  2. (2)適当。溶接ヒュームは特定化学物質(第2類物質)であり、金属アーク溶接等作業では特定化学物質作業主任者を選任し、保護具の使用状況を監視させる(特定化学物質障害予防規則第27条・第28条)。
  3. (3)適当。石綿障害予防規則第3条により、解体等の作業の前に、設計図書等の文書と目視により、石綿等の使用の有無を調査しなければならない。
  4. (4)適当でない。SDSは供給者側から取り扱う側に危険性・有害性の情報を提供するためのものである。
引っかけ:SDSの情報の流れは「譲渡・提供する側 → 受け取る側」である。
現行法令との関係:特定化学物質障害予防規則の改正(2024年1月施行)で、金属アーク溶接等作業では金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習の修了者から金属アーク溶接等作業主任者を選任することもできるようになった(職務は保護具の使用状況の監視など同じ)。この問題の答えは変わらない。

同じ論点の過去問

令和5年度の前後の問題

1級管工事施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する