ネットワーク工程表(クリティカルパスとフロート)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.2の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜Jは作業内容、日数は作業日数を表す。

解答欄
正解
正解:(1) クリティカルパスは①→②→⑤→⑦→⑧→⑨である。
解き方
- 各イベントの最早開始時刻は、①0日、②3日、③7日、④max(3+2, 7+0)=7日、⑤3+3=6日、⑥7+3=10日、⑦max(6+2, 10+0)=10日、⑧max(7+8, 10+3, 10+8)=18日、⑨18+4=22日である。全体工期は22日となる。
- クリティカルパスは①→②→③→⑥→⑦→⑧→⑨(A→C→F→ダミー→I→J、3+4+3+0+8+4=22日)である。①→②→⑤→⑦→⑧→⑨は3+3+2+8+4=20日で、クリティカルパスではない。よって(1)が適当でない。
- 作業Bは、最遅完了時刻が④=18−8=10日なので、トータルフロート=10−3−2=5日、フリーフロート=7−3−2=2日である。インターフェアリングフロートは5−2=3日となる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。この経路は20日であり、最長経路は①→②→③→⑥→⑦→⑧→⑨の22日である。
- (2)適当。作業Dはクリティカルパス上になく、トータルフロートが2日あるので、1日短縮しても全体工期は短縮されない。
- (3)適当。イベント⑧の最早開始時刻は18日、最遅完了時刻は22−4=18日で、ともに18日である。
- (4)適当。作業Bのトータルフロートとフリーフロートはそれぞれ5日・2日で、インターフェアリングフロートは3日である。
引っかけ:インターフェアリングフロート=トータルフロート−フリーフロート。ダミーもクリティカルパスに含まれることがある(この問題の⑥→⑦)。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する