冷却と冷凍サイクル(成績係数)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.9の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
冷却に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 単段圧縮冷凍サイクルでは、蒸発温度を高く、凝縮温度を低くすると成績係数は小さくなる。
解き方
- 冷凍サイクルの成績係数は、蒸発温度と凝縮温度の差が小さいほど大きくなる(理想的にはCOP = Te/(Tc − Te)、Te・Tcは絶対温度)。
- 蒸発温度を高く、凝縮温度を低くすると圧縮機の仕事が減り、成績係数は大きくなる。「小さくなる」とする(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。冷媒が蒸発するときの蒸発潜熱を被冷却物から奪って冷却する。
- (2)適当。冷媒にはアンモニア、フロン類、水(吸収冷凍機)、二酸化炭素などがある。
- (3)適当。蒸気圧縮式は圧縮機で機械的に圧縮し、吸収式は吸収剤(臭化リチウム溶液など)に吸収させて再生する。
- (4)適当でない。蒸発温度を高く、凝縮温度を低くすると成績係数は大きくなる。
引っかけ:温度差(圧縮比)が小さいほど圧縮仕事が減り、COPは上がる。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する