令和4年度 問題A No.4論点:流体工学重要度 A配点 1点未着手

流体(ウォーターハンマー・キャビテーション等)

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「流体工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 管種以外の条件が同じ場合、硬質塩化ビニル管は鋼管よりウォーターハンマーが発生しやすい。

解き方

  1. ウォーターハンマーで生じる圧力上昇は、ジューコフスキーの式Δp = ρ × a × Δv(aは圧力波の伝わる速さ)で表される。
  2. 硬質塩化ビニル管は鋼管より弾性係数が小さく、管が変形しやすいので圧力波の伝わる速さaが小さい。そのため、同じ条件なら圧力上昇は鋼管より小さく、ウォーターハンマーは発生しにくい。よって(1)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。硬質塩化ビニル管は管の弾性係数が小さく圧力波の速さが遅いので、鋼管より水撃圧は小さくなる。
  2. (2)適当。キャビテーションは、流体の静圧が局部的に飽和蒸気圧より下がり、気泡が発生する現象である。
  3. (3)適当。粘性による摩擦応力は速度勾配に比例し、速度勾配の大きい壁面近く(境界層)で顕著に現れる。
  4. (4)適当。液体の自由表面で、液面を縮小しようとする性質により表面に働く力を表面張力という。
引っかけ:水撃圧は「流速の変化」と「圧力波の速さ」に比例する。管が軟らかいほど圧力波は遅く、水撃圧は小さい。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する