ベルヌーイの定理(点Aの静圧)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「流体工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す水平な円管内を空気が流れている場合、点Aの静圧として、適当なものはどれか。
ただし、点Aの風速は5m/s、点Bの風速は10m/s、点Bの静圧は5Pa、点Aと点Bの間の圧力損失は5Pa、空気の密度は1.2kg/m³とする。

解答欄
正解
正解:(4) 55Pa
解き方
- 水平な管路では、上流の全圧 = 下流の全圧 + 圧力損失 の関係が成り立つ。全圧は 静圧 + 動圧(ρv²/2)である。
- 点Bの動圧は 1.2 × 10²/2 = 60Pa、全圧は 5 + 60 = 65Pa である。点Aの全圧は 65 + 5 = 70Pa となる。
- 点Aの動圧は 1.2 × 5²/2 = 15Pa なので、点Aの静圧は 70 − 15 = 55Pa である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。点Aの静圧は全圧70Paから動圧15Paを引いた55Paである。
- (2)適当でない。点Aの静圧は55Paであり、32Paにはならない。
- (3)適当でない。45Paは圧力損失を逆向きに差し引いた(65 − 5 − 15)値であり、誤りである。
- (4)適当。点Aの全圧70Paから動圧15Paを引いて55Paとなる。
引っかけ:圧力損失は上流側の全圧に「足す」。下流の値から上流を求めるときに引いてしまう誤りに注意する。
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論点ページ:流体工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する