土中埋設配管の防食処置
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.10の問題です。論点は「保温・塗装・腐食」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土中埋設配管における防食処置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 防食テープ巻きを施した鋼管は、施工時に被覆が損傷しても、鉄部が露出する陽極部面積が小さい場合、腐食によって短期間に穴があく可能性は小さい。
解き方
- 防食被覆に小さな傷があると、露出した鉄部(陽極部)の面積が小さく、被覆された周囲の広い部分が陰極となる。腐食電流が小さな陽極部に集中するので、腐食は局部的に速く進み、短期間で穴があくおそれが大きい。よって(4)が適当でない。
- 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、ペトロラタム系は防食テープを1/2重ね1回巻きの上にプラスチックテープを1/2重ね1回巻き、ブチルゴム系は絶縁テープを1/2重ね2回巻きとし、熱収縮材はプロパンガスバーナーで均一に加熱収縮させる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ペトロラタム系は、防食テープ1/2重ね1回巻きの上にプラスチックテープ1/2重ね1回巻きとする。
- (2)適当。ブチルゴム系は、絶縁テープを1/2重ね2回巻きとする。
- (3)適当。熱収縮材は管に巻いた後、バーナーで加熱収縮させて密着させる。
- (4)適当でない。陽極部の面積が小さいほど腐食電流が集中し、短期間で穴があくおそれが大きい。
引っかけ:「大きな陰極と小さな陽極」の組合せが最も危険である。被覆の小さな傷は軽視できない。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する