燃焼(発熱量・窒素酸化物・空気過剰率)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.9の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
燃焼に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 燃焼ガス中の窒素酸化物の量は、高温燃焼時より低温燃焼時のほうが多い。
解き方
- 窒素酸化物(NOx)は、燃焼用空気中の窒素が高温で酸素と反応して生成するもの(サーマルNOx)が主である。燃焼温度が高いほど生成量は多くなる。
- 低温燃焼時のほうが多いとする(3)が適当でない。低NOxバーナーなどは燃焼温度を下げてNOxを減らしている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。固体燃料は空気との混合が悪いので、完全燃焼に必要な空気過剰率が最も大きく、多くの空気を必要とする。
- (2)適当。高発熱量は水蒸気の凝縮潜熱を含めた発熱量、低発熱量は潜熱を含まない発熱量である。
- (3)適当でない。窒素酸化物は高温燃焼時のほうが多く発生する。
- (4)適当。空気過剰率が大きすぎると排ガス量が増え、排ガスが持ち去る熱損失が増える。
引っかけ:NOxは「高温・高酸素」で増える。空気過剰率は小さすぎると不完全燃焼、大きすぎると排ガス損失が増える。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する